自作釣竿の作り方グリップ選び(和竿編)
釣竿製作用途での竹のサイズの選び方!
参考サイズは当店の素材の掲載サイズでの選び方を記載しております。
鱚竿
用途:負荷8号~15程度で全長1.5M~2M前後の釣竿の製作
淡竹・黒竹サイズ:太さ18~20mm
布袋竹サイズ:太さ20~23mm
カワハギ竿
用途:負荷15号~30号程度で全長1.5M~2M前後の釣竿の製作
淡竹・黒竹サイズ:太さ20~22mm
布袋竹サイズ:太さ24~26mm
カレイ竿
用途:負荷15号~60号程度で全長1.8M~2.7M前後の釣竿の製作
淡竹・黒竹サイズ:太さ20~22mm
布袋竹サイズ:太さ24~26mm
シャクリ竿&胴付き竿
※コマセカゴを使用する場合もこちら
用途:負荷20号~100号程度で全長1.8M~2.7M前後の釣竿の製作
淡竹・黒竹サイズ:太さ22~24mm
布袋竹サイズ:太さ24~27mm
へち竿
用途:負荷ガン玉~1号程度で全長2M~2.7M前後の釣竿の製作
淡竹・黒竹サイズ:太さ19~21mm
布袋竹サイズ:太さ23~25mm
※長い竿を製作する場合で布袋竹を使用する場合は中間外径の大き
いサイズの素材
イカダ竿
用途:負荷ガン玉~1号程度で全長1.2M~1.5M前後の釣竿の製作
淡竹・黒竹サイズ:太さ19~21mm以下
布袋竹サイズ:太さ22~24mm
※チュブラーをグリップ全体に通す作りの場合は、スッキリした模様また
は中間外径か先外径の大きい素材。それ以外の差し込むタイプはお好
みで良いと思います
テトラ竿
用途:負荷8~30号程度で全長1M~1.5M前後の釣竿の製作
淡竹・黒竹サイズ:太さ21~23mm
布袋竹サイズ:太さ24~29mm
※使用する穂先は、グリップの大きさに対して細いサイズの物をジョイント
させる作りとなるため常に調整が必要となります。そのため一概には難しく
お好みで良いかと思います
わかさぎ竿
用途:負荷0.5~1・2号程度で全長50cm~1.5M前後の釣竿の製作
淡竹・黒竹サイズ:太さ17~20mm
布袋竹サイズ:太さ19~23mm
※手バネ釣りに使用の場合は、たなご竿クラスのサイズが適します
タナゴ竿
用途:負荷ガン玉程度で全長1M~1.5M前後の釣竿の製作
淡竹・黒竹サイズ:太さ13~15mm
布袋竹サイズ:太さ15~17mm
※製作する竿の継数により異なる
はぜ竿
用途:負荷ガン玉~5号程度で全長1M~2.7M前後の釣竿の製作
淡竹・黒竹サイズ:太さ17~19mm
布袋竹サイズ:太さ17~19mm
※製作する竿の全長や種類により異なる。リールシートを使用する場合の
製作はキス竿クラスが適応範囲、長い竿の製作の場合は、なるべく中間外
径や先端外径の大きいサイズの素材
パイプシートを使っての製作の場合(リールシートDPS・BFSD系)
用途:船竿・ルアー竿など
淡竹・黒竹サイズ:太さ21~22mm(DPS16使用の小竿)
太さ22~25mm(DPS18・20 BFSD18・20使用の場合)
布袋竹サイズ:太さ23~24mm(DPS16使用の小竿)
太さ24~27mm(DPS18・20 BFSD18・20使用の場合)
※淡竹・黒竹を使用して装着する場合でパイプシートの外径より竹の方が細
い場合は上記サイズの範囲であれば竹の節の中間で合わせるのではなく、
節と節の接合箇所でジョイントすることによりリールシートと竹との段差を比較
的少なくすることができます。また、上記サイズの範囲であればリールシートと
接合することは可能ですが接合箇所の段差はでてしまうので調整が必要です。
※布袋竹は素性的にボコボコした竹なので場所によっては高さがあります。
その位置で接合することにより、比較的合わせやすくなります。
パイプシートを使っての製作の場合(リールシートTCS系トリンガータイプ)
用途:船竿・ルアー竿など
淡竹・黒竹サイズ:太さ24~27mm
布袋竹サイズ:太さ27~30mm
※淡竹・黒竹系はかなり太くなってしまい中々適合させることが難しくパイプシート
の外径より竹の方が細くなることを前提として考えて下さい。リールシートとの接合
箇所の段差は大概はでてしまうので調整して接合する形が多いです
布袋竹の場合は、素性的にボコボコした竹なので場所によっては高さがあるため
極太サイズならトリンガータイプ付きのリールシートでも合わせやすいです。
布袋竹は模様が素材によりまちまちです。上記の内容はボコボコした素材を使用する
場合の参考サイズとなります。スッキリとした淡竹のような模様の素材を使用する場合は
淡竹・黒竹の参考サイズが各釣竿用途製作サイズとなります。
上記に掲載の無い釣竿は、上記の釣り方に近い内容があればそちらが参考になります。